消防用設備等点検済表示制度

消防用設備等点検済表示制度とは?

 建物に設置されている消防用設備(消火器・屋内消火栓設備・自動火災報知設備など)は非常時に正常に機能するよう、日頃からの維持管理が重要になります。その為、半年及び1年ごとに私たち消防設備士または消防設備点検資格者に点検をさせて、維持管理を図るとともに、その結果を消防署に報告することが義務付けられています。そこで、適正な点検を実施したました、ということを保証するための証として、点検済証シールを貼り付けます。しかし、このシールを誰でも入手できるかといえばそうではありあません。各都道府県の消防設備協会管理委員会の厳格な資格審査によって一定の条件を満たしていると認められた優良事業所のみが表示登録会員として登録され、交付されるシールなのです。

 

--消火器や消火栓にこのシールが貼ってありますか?

--丸いシール以外の点検済みシールは協会のものではありません

--丸いシールは適正な点検のあかしなのです。

 

弊社の点検済証


 全国展開しているこの点検済表示制度ではありますが、我が群馬県に於ける普及率は残念ながら全国でも下位に低迷しているのが実情です。シールを購入する費用がかりますので、各事業所様の経営判断等もあるかと思います。しかし弊社では適正な点検の証としてすべての点検物件においてこのシール貼付を基本にしています。